トスカ　Salon de Opera

プッチーニ「トスカ」ハイライト
2014年12月13日(土)　17:30開場　18:00開演
亀戸文化センター　大研修室(２階)
終演後ミニ・パーティ付き　全席自由4000円

左から　トスカ　藤田貴子　カヴァラドッシ　川野浩史　スカルピア　神田宇士

スポレッタ　坂下良太　シャルローネ/看守　伊東達也

ピアノ　中井裕司　ご案内(指揮)　安藤敬

Salon de Opera vol.12 プッチーニ「トスカ」終了いたしました。
これまでプッチーニはボエーム、バタフライ、三部作、一部ではありますがマノン・レスコーと色々経験してきましたが、
どうもそれらとは全然違うものが全篇根底にあるようで、正直予想外に身体に入るまでに苦労しました。
しかし本当に魅力的な音楽、他の作品との類似点を新たに見つけたり刺激的でした。
会場が出来る照明効果がゼロに等しく、せめて終幕の幕切れで灯りのカットアウト位はしたかったのですが、
バラバラとしか消えない仕様になっており、それすらも諦めたほどでした。
舞台ではなくてフラットなフローリングなので下手に刺し殺して倒れたり、飛び降りるのも難しく、
いっそ演奏会形式にしようと譜面台を立てて演奏したのですが、これはこれでお客様にはいろいろ想像をしていただけて好評でした。
まさに「音楽だけの勝負」でしたのでその点は濃密に仕上げたつもりです。
まあ本番は些細な事故はありましたが。重厚な場面ばかりを短い休憩のみで進めましたので出演者は大変だったかもしれません。
とかく歌手は動きたがるし、実際その方が感情を持っていきやすくてきっとやりやすいのだと思いますが、こういうのもアリかなぁとは思いました。
終演後のパーティーではお客様の声も直接聞けて良かったかなと思います。
僕の決してうまくはないMCも、もっとお話も聞きたかったと複数のお客様から言われ、概ね好評でした。
言おうと思っていたことの半分も言えませんでした。というか実はもともとの時間配分に致命的なミスがあり、焦ったのもあります。
パーティーにお出しするピザがあんまり冷めてもいけないとか、いろいろ考えてしまいました。orz
これまでのこのシリーズでは、休憩にワインをお出しするスタイルだったのですが、
なかなかそれですと遠慮がちなお客様が多いのか、ワインもつまみもあまりすすまず、
結果大量に残ってしまうということになっていましたが、決して豪華でなくても今回のようにパーティ(というかただ単に、
歓談が出来るようにしただけですが)にすると、お酒も進んだようで、それも良かったかなと思います。
週末の会場が取れないとこのスタイルはなかなか難しいのですが、
また趣向を考えながらまたやりたいなぁと思います。ご来場のお客様、出演者、スタッフの皆様、ありがとうございました。