4月からコーラス練習が、5月からはキャスト稽古が始まり、稽古を重ねているところです。
この作品は、比較的コーラスの出番が多く、早口の場面もたくさんあるので
始まる前には、「ひと月でどうにか全場面の譜読みを完成させたいけどどうかな」
と心配していたのですけれど、想定外にそれはうまく行って、
5月に入ってからは、3時間の練習でも折々止めて直した練習をしたうえで
一通り進むようになってきました。
これには色々と要因も考えられますが、何よりコーラスの皆さんが、
予習復習を欠かさずにいらしていただいている賜物だと思っています。
なかなか大変な曲ですけれど、楽しそうに練習してくださっています。
キャスト稽古は、なかなか人が揃わないという事もありますが、
今回は若いアンダースタディの人にも手伝ってもらいながら進めています。
なにしろ、アディーナとネモリーノは殆ど出ずっぱりなので、歌う量も多く
立ち稽古に向けては暗譜をする必要もあるので稽古も大仕事的な感じですが、
段々とこの音楽にフィットして来ている感じですね。両組個性があって面白いです。
ちなみにアンダースタディの方たちに、公演ではコーラスとして出演していただきます。
このような楽しい作品は「悲劇」とは違う難しさもありますが、
チームワークも良く、公演が益々楽しみになっています。
両日とも、お楽しみいただけるように推敲していきます。
是非ご予定ください。
葛飾区はウィーンと姉妹都市を結んでいるそうで、
青砥駅にはヨハン・シュトラウス二世の像が、
シンフォニーヒルズにはモーツァルトの像が建っています。
こちらも是非ご覧くださいね。