服部容子 Yoko Hattori

2011容子写真

数多くの国内外オペラプロダクションにコレペティトゥアとして参加、著名指揮者の下、プロンプター、副指揮者も務め、総合力を持った音楽スタッフとしてキャリアを積む。これまでに東京二期会、日生劇場、サイトウキネンフェスティヴァル、新国立劇場、びわ湖ホール、愛知県文化振興財団など200プロダクション以上に参加。プロンプターもイタリア語、ドイツ語、フランス語、チェコ語と務め、字幕制作にも定評がある。

オペラチェンバリストとして1991年文化庁オペラ研修所第9期公演『フィガロの結婚』でデビュー以来、どんな作曲家のRecitativo SeccoもAccompagniatoもコーチング出来ることを特に得意とし、各方面で活躍。ピアニストとして多数の著名歌手のリサイタルパートナーを務め、【題名のない音楽会】【ベストオブクラシック】【FMリサイタル】などにも出演。多数オペラプロダクションで培った技術により、オーケストラと遜色のない演奏でピアノでのオペラ全曲演奏の機会も多い。2009年1月より日本声楽家協会独演コンサートシリーズ『声とピアノのアンサンブル』にて構成とピアノを担当、著名歌手をゲストに迎え意欲的な伴奏とピアノソロを展開中、今年30回目を迎える。2011年4月より指揮者冨平恭平と2台ピアノシリーズ『2台のピアノの物語』を開始、2018年春に第5回目を予定。2013年4月静岡室内歌劇場にて、林光『森は生きている』で指揮者デビュー。これまでに『La Boheme』『Cosi fan tutte』『Norma』 等を指揮する。

桐朋学園大学音楽学部演奏学科ピアノ専攻卒業。二期会コレペティトゥア塾修了。1996年度文化庁在外派遣研修員として米国留学。

現在東京音楽大学専任講師。東京藝術大学大学院、お茶の水女子大学ならびに聖徳大学非常勤講師。日本ドイツリート協会制作委員。日本声楽アカデミー会員。