昨日30日は、2回目のオーケストラリハーサルでした。
モーツァルトのダ・ポンテ三部作、そしてヴェルディのドン・カルロ、仮面舞踏会と続けてきたオーケストラです。
ドニゼッティはいままでのどれとも違って、音の扱い方が難しく、ともするとヴェルディに寄って行ってしまいます。
初回のリハーサルでは、進行上の約束事を確認することで手一杯でそこまでつっこむ余裕はなかったのですが(ただでさえひどいパート譜でしたし)
昨日の2回目では、そうした扱いにも皆さん慣れてきて手ごたえが感じられました。
あとは、歌い手が入れば、より良くなっていくでしょう。来週もう一回オーケストラリハーサルを経て歌との合わせになります。
しかし、この難易度の高い歌をだみ声で歌い続けるのはなかなかしんどいですな(笑) 聞く方もしんどいでしょうけど。
更に、夜はキャストの稽古で、第1幕のルチアのアリアとそれに続くエドガルドとの二重唱に時間をかけました。
演技に磨きをかける一方で、音楽的な様式感が失われつつある所などを洗い出して融合させていく作業。
それを、大量の蚊と攻防しながらの稽古でした。(笑) そして演出家の隠し撮り・・・ww